ANSWER

目の止め方

ヒント

クワイエット・アイ(Quiet Eye)トレーニングシミュレーター。プロゴルファーが実践する視線制御技術を体験

2秒の静寂が、パットの精度を決める。

パットを決める「2秒の静寂」

クワイエット・アイ (Quiet Eye) トレーニングシミュレーター

ボールにカーソルを合わせてくださいScore: 0
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トレーニング開始

1. マウス(指)をボールに乗せる
2. 2. 緑色に光るまでじっと待つ (約2秒)
3. 3. 光ったらクリック!

注視時間 (QE)0.00s
判定-

👇 なぜこの「2秒」が重要なのか?スクロールして解説を見る

Theory

今の「待ち時間」の正体

さきほど体験したのは「クワイエット・アイ (QE)」と呼ばれる、トップアスリート特有の視線行動です。

プロゴルファーは、テイクバックを開始する前に平均して2〜3秒間、ボールの特定の一点を完全に静止して見つめています。これにより脳の運動野に正確な位置情報が送られ、プレッシャー下でも安定したストロークが可能になります。

成功するパットの「視線」工程表

👀
1. 探索 (Locate)
🎯
2. QE (Fixation)
🏌️
3. 動作 (Action)
🧘
4. 残心 (Dwell)
2. QE (Fixation)

アドレス後、バックスイング始動前にボールの一点を見つめます。エリートは2000ms以上静止します。

Evidence

データが証明する効果

熟練者 vs 初心者の注視時間

ハンディキャップ0-9の熟練者は、初心者の約2倍の時間、ボールを凝視しています。

プレッシャー下の成功率

QEトレーニングを行うと、緊張した場面でも成功率が維持されます(緑線)。

Routine

明日から使えるルーティン

実際のグリーン上で、以下の手順を意識してください。

1. ライン読みとセットアップ

01

2. ロックイン (Quiet Eye)

02

ここが最重要ポイントです。

  • ボールの裏側のロゴや一点を見つめる。
  • 「1、2」と数える(約2秒間)。
  • 瞬きをせず、焦点を完全に固定する。

3. スイング始動

03

4. 残心 (After)

04

参考文献・出典

  • Vickers, J. N. (1992)

    Gaze control in putting. Perception, 21(1), 117-132.

    ゴルフのパッティングにおける視線制御に関する初期の基礎的研究。

  • Vickers, J. N. (2007)

    Perception, Cognition, and Decision Training: The Quiet Eye in Action. Human Kinetics.

    スポーツにおけるクワイエット・アイの理論と実践を体系化した著書。

  • Vine, S. J., & Wilson, M. R. (2010)

    Quiet Eye training: Effects on learning and performance under pressure. Journal of Applied Sport Psychology, 22(4), 361-376.

    QEトレーニングがプレッシャー下でのパフォーマンス低下(チョーキング)を防ぐ効果を実証。

  • Mann, D. T., Williams, A. M., Ward, P., & Janelle, C. M. (2007)

    Perceptual-cognitive expertise in sport: A meta-analysis. Journal of Sport and Exercise Psychology, 29(4), 457-478.