ANSWER

フェードとドロー

ショット

ドローとフェードの分散パターンを可視化し、ミスの傾向を分析

フェードは「飛ばない」のではなく「計算できる」球筋である。

スコアを縮めるための物理と確率

仮説:ドローとフェードどっちがよいか?

ドロー vs フェード:現代の分散パターン

従来の定説では「ドローは飛ぶ」「フェードは飛ばない」とされていましたが、現代のボール(低スピン・高初速)の進化によりその差は縮まっています。ここでは、それぞれの球筋が持つ「ミスの傾向(分散)」と「キャリーの安定性」を分析します。

着弾分布(ディスパージョン)の比較

150ヤード地点のシミュレーション

ドロー (Draw)ドロー:キャリーは出るが、ランを含めると縦距離が伸びやすく、左へのミス(フック)の幅が広い傾向。
フェード (Fade)フェード:スピン量が多く落下角度が急なため、縦の距離(止まる場所)が安定しやすい。

キャリー vs ラン(止まる力)

ドローはランが多く出るためトータル距離は伸びますが、グリーン上での制御(縦距離の予測)は難しくなります。現代のボールでも、フェードの方が落下角度(Landing Angle)が急で、着弾点から大きくズレません。

結論: フェードは「飛ばない」のではなく「計算できる」球筋です。縦のミスが手前に集中するため、ハザード越えなどのキャリーが必要な場面以外では、ピンをデッドに狙いやすい特性があります。

参考文献

  • TrackMan Golf. "Ball Flight Laws and Dispersion Patterns." TrackMan Golf Education.
  • Pelz, D. (2000). "Dave Pelz's Short Game Bible." Doubleday.
  • Broadie, M. (2014). "Every Shot Counts: Using the Revolutionary Strokes Gained Approach to Improve Your Golf Performance and Strategy." Gotham Books.
  • PGA Tour. "ShotLink Data Analysis: Draw vs Fade Performance." PGA Tour Statistics.